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Analysis of Longitudinal Data with Increasing Variance Function

Analysis of Longitudinal Data with Increasing Variance Function

本論文では,複数の対象について等間隔に測定された場合の経時測定データに対する解析法を考える.前論文の滝沢・白旗・小笹(2004)では,群効果,相効果,項目の効果,そして変量効果の有無等を検定する分散分析法を構成するため,分散の値は測定時点には無関係となるモデルを構築した.しかしながら,実際の経時測定データは,測定時点が後になるほどバラツキが大きくなると予想でき,特に成長過程に関するデータではこの仮定が妥当であると考えられることから,分散が増大しうるモデルを構築し,そのパラメータの推定法・検定法について検討する.